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あなたはどこから

2010年04月15日 ネコやイヌのこと
宮澤賢治「セロ弾きのゴーシュ」の家には、カッコウをはじめ、さまざまな動物たちが現れます。 わたしが動物好きだからなのでしょうか。縁の下に産みつけられた仔犬を飼ったり、開け放った窓からカナリヤやインコや、果ては猫までが飛び込んできたり、庭を掃除しているとメジロやヒヨドリの巣落ちの雛をみつけたり、そういう経験がたくさんあります。
今回は、小柄な牝ネコです。

引越しして2-3日目に、勝手口からネコの訪問がありました。
ここは2年半、空家でしたので、飼い猫がいるわけはありません。念のため、大家さんが来られたときに聞きてみました。やはり、知らないとのこと。この集落では、5区画向こうのKkさん宅が猫を飼っています。そう言えば、昨秋にお邪魔したとき、やんちゃな子猫が遊んでいました。きっとのあの子猫が大きくなって、遊びにきているのだろうと想いました。

妻が煮干を上げましたところ、お腹がすいていたのでしょう。さっそくバリバリと食べていました。
夕食をつくっていましたら、台所の窓の外の灯りのなかでニャアニャアと呼んでいます。食事をお裾分けしたら、これも喜んで食べました。
翌日、Kkさんに尋ねましたら、いやこれは自分のうちの猫ではないと・・・・・。
そうか、君は野良だったのか。でも、どこから?
野良とはいえ、これほど人になついているので、かつては家猫として可愛がられていたのでしょう。顔立ちもなかなかのもの。迷い猫なのかも知れませんね。それにしても、ここは他の集落から離れているので、車であればともかく、猫の足でどうやって来たものか、とても不思議です。

以来、わが家に棲みつくようになりました。
納屋が彼女の寝床になり、朝と夕に食事をとりにやってきます。うっかりするとニャアニャア催促されます。
問題がひとつ。彼女が妊婦であることです。さて、子猫がたくさん産まれてきたら、どうしましょうか。貰い手があればいちばん良いのですが・・・。

発展途上国を歩きますと、夥しい物乞いにつきまとわれます。タクシーに乗っていても、信号待ちに窓をコンコン叩き、施しを乞います。日本では、さすがにこういう光景はありませんが、犬猫の世界では、捨てられるものたちがひきもきりません。捨てる者がいれば、拾う者もいます。
わたし自身が、これらの問題にアクティブに取り組んでいるわけでも、取り組もうと考えているわけでもありません。
ただ、窮鳥懐に入れば猟師も殺さず、と言うほどのものですので、縁があるものは、人や動物、物を問わずに大事にしたいものです。

<あたなはどこから来たの>
100415.jpg

Comment

Nasubiさんこんにちわ。
我が家にも猫2匹います。
甘やかしたので寒がりでストーブの前で暮らしています。

2010/04/15 Thu 14:30 URL

北国さん
わたしたちが引越してくるまで、どうやって生き延びていたものか。なかなか逞しいものです。納屋で夜を明かしていますので、引越荷物のダンボールの内側にプチプチで断熱層をつくって、古着をたくさん放り込んで、とりあえずの棲家をつくってあげました。ご満悦のようです。

2010/04/15 Thu 18:39 URL

お早うございます。
とてもあたたかいお話です。
この厳寒をネコさんどう生きてきたのか。
あたたかくなってくるのでネコさん良かったね。

2010/04/16 Fri 07:00 URL

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